中山みどり フェルトアート

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中山みどりさんがフェルトアート作家になった理由

フェルトと針を使い、
究極の犬や猫の作品を創り上げてきた中山みどりさん。

中山みどりさんが犬や猫の作品を手がけるようになったのには、
ある理由があったそうです…。

元は画家
人気フェルトアート作家
中山みどりの“転機”


中山みどりさんは、
子供の頃からフェルト造形作家を目指していたわけではなく、
武蔵野美術大学に進学し、日本画を専攻し学び、

大学卒業後は、美術教室で講師を勤めながら生計を立てていました。

ところが27歳の時、原因不明の病気で入院。
その時に先輩が遊び道具として持ってきてくれたのが、
羊毛フェルトとの出会いでした。

退院後、指人形教室で子どもたちに、
フェルトを使った指人形の作り方を教える傍ら、

何気なく作った愛犬リキのフェルト人形がが評判となり、
愛犬家から注文を受けるようになったのです。

フェルトで犬を作る人は当時いませんでしたが、
中山みどりさんにとって、
そこからが苦難の始まりだったのです…。

中山みどり 神業フェルトアート作家 先駆者の苦悩

それは、愛犬家による、
愛犬に対する思いの強さ”であったといいます。

その為にレベルの高いものが要求され、
「似てない」と言われることも多く、ショックを受けたことも。

誰も試みたことのない作品作り…。

亡くなった愛犬の写真の数は当然限られており、
そこから実物を想像して作り上げなければいけない作業は困難を究め、
時には作品を突き返されることもあったそうです。

しかし、
中山みどりさんはくじけず、

依頼者の思いに応えたい

どうしたら本物に近づけるのか

という事を独学で研究し、作品を作り続けたのです。

中山みどりさん曰く、

「いつ刺したかわからなく、刺しても痛くないくらいになってきちゃった」

と、当時の努力を語る様子が
モーニングバード!では語られました。

こうした努力の結果生み出された作品は、
個展を開けば即日完売、全国からオーダーメイドの依頼が
後を絶たないような状態となるほどに。

中には、
南極観測隊の企画展「いま・むかし物語」からの依頼で、
そこで展示される実物大のタロジロの製作も手がけ、
これには完成まで1年かかったとのこと。

中山みどりさんが現在講師を務めるフェルトアート教室は、
常に満員で、半年待ちの状態(2012年2月現在)。
(モーニングバード!では、銀座おとな塾での様子が紹介されました)


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フェルトアート